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クリニックブログ blog

食材

血糖コントロールにもうれしい「枝豆」と「夏野菜」の効用とは?

暑い日が続く、この季節、食欲が落ちたり、冷たいものばかりに手が伸びたりしていませんか?そんなときにおすすめな食材は、夏の食卓に欠かせない枝豆や夏野菜です。

今回のブログでは、枝豆と代表的な夏野菜の栄養的特徴lについてご紹介します。

枝豆は、成熟前の大豆を若いうちに収穫したもので、食物繊維、植物性たんぱく質、ビタミンB1、鉄分などをバランスよく含む低糖質食材です。
以前、畑の枝豆の収穫時時期を逃してしまったら、枝豆が茶色くカラカラになっており、中の実が大豆になっていました。なかなか、硬い大豆から想像がつきづらいですが、枝豆は大豆の赤ちゃん!?とも言えますね。

そんな枝豆ですが、糖質量は100g中で約4g程度と少なく、GI値も低いため、糖尿病の方にとっても頼れる存在。血糖値の上昇を防ぎ、満腹感を得やすいのも嬉しいポイントです。

「ビールのお供に枝豆」・・・栄養学的にも理にかなった組み合わせなのはご存知ですか?
その秘密のひとつが、「ビタミンB1(チアミン)」。

◆ビタミンB1の役割とは?
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために必要不可欠な栄養素です。特にビールなどアルコールを摂取したときは糖質の代謝にビタミンB1が多く消費されます。
→つまり、アルコールを飲むと、体内のビタミンB1が減りやすくなる→疲れやすくなる、代謝が悪くなるなどの不調につながることも。

冷たい麺類など糖質中心の食事やアルコール摂取が増えるとビタミンB1が消耗しやすくなります。夏の疲れ=ビタミンB1不足が引き起こしていることも少なくありません。
ビタミンB1は汗や尿で失われやすいので、食材から「毎日こまめに」補うこをと意識しましょう。

夏野菜の魅力 ~カラダの熱をやわらげる自然の力~

夏野菜(トマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラなど)は、水分が多くカロリーが低め。カリウムやビタミンC、β-カロテンも豊富で、体の熱を冷ましながら代謝をサポートしてくれます。
また、彩りも豊かで食欲を引き出してくれるので、食事の満足感アップにもつながります。

食材を「知って選ぶ」ことが大切

糖尿病の食事療法は、制限だけでなく「選び方」が大切です。旬の食材を味方にすることで、無理なくそしておいしく健康を守ることができます。

これからの季節、ぜひ枝豆と夏野菜を積極的に取り入れてみてくださいね。

初台まちのクリニック 管理栄養士

院長 富田恭子

この記事の監修

富田 恭子初台まちのクリニック 院長/日本糖尿病学会 糖尿病専門医

経歴

  • 2008年 福岡大学医学部医学科 卒業
  • 鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、上尾中央総合病院、総合健診センターヘルチェック 勤務

資格・所属学会

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本医師会認定産業医/認知症サポート医
  • 抗加齢医学会 会員/日本フットケア・足病医学会 会員

糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、放置すると合併症につながることがあります。糖尿病専門医として、将来の合併症を見据えながら「今できること」を一人ひとりと一緒に考え、継続して治療を進めます。

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