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クリニックブログ blog

糖尿病

【最新研究】コンビニで何を選ぶ? 2型糖尿病と「超加工食品」の意外な関係

こんにちは、初台まちのクリニックです。

毎日の食事、忙しいとついコンビニやスーパーのお惣菜に頼りたくなりますよね。

今日は、そんな身近な「加工食品」について、ヨーロッパから届いた最新の衝撃的な研究データと、明日から使える「コンビニでの賢い選び方」をご紹介します。

☝️26万人を11年間追跡してわかったこと

2023年末、医学誌『The Lancet Regional Health – Europe』に発表された大規模な研究結果が注目を集めています。

ヨーロッパ7カ国の約26万人を対象に、平均11.2年間という長い期間追跡調査を行ったところ、以下のことが明らかになりました。

「超加工食品(UPF)の摂取量が増えると、2型糖尿病を含む複数の病気を次々と発症するリスクが高まる」

具体的には、1日の摂取量が標準的な量(約260g)増えるごとに、病気が連鎖するリスクが9%も上昇することが示されました。

単に「糖尿病になる」だけでなく、そこから心臓病やがんなど、「病気のドミノ倒し(多疾患併存)」が起きてしまうことが怖い点です。

☝️「カロリー」よりも「食品の構造」が問題?

「カロリーを控えればいいんでしょ?」と思われがちですが、実はそれだけではありません。

工場で高度に加工された食品は、本来の食物繊維や細胞の構造(食品マトリックス)が壊されています。

そのため、「噛まずに飲み込める」状態に近く、食べた瞬間に血糖値が急上昇してしまうのです。

☝️コンビニでの「OK・NG」実名チェック!

では、私たちは何を基準に選べばいいのでしょうか? 実は、同じように見える商品でも、中身は全く違います。

① コーヒー選びの落とし穴

✅❌ 避けたほうがいい:ペットボトルやチルドカップのカフェラテ

たとえ「無糖」でも、長期間品質を保つために「乳化剤」「カゼインNa」「安定剤」などが使われていることが多く、これらは超加工食品です。

✅⭕️ おすすめ:レジ横のマシンで淹れるカフェラテ

セブンカフェやマチカフェなどのマシンは、基本的に「豆」と「牛乳」だけで抽出しています。添加物がほとんどないため、こちらは安心です。

②おやつ・軽食の選び方

小腹が空いたとき、スナック菓子や菓子パンの代わりにこれらを選んでみてください。

• 素焼きナッツ(食塩・油不使用のもの)

• ゆで卵(タンパク質も摂れて腹持ち抜群です)

• 干し芋(原材料は「さつまいも」だけ。食物繊維も豊富)

• バナナ・りんご(最近はレジ横に置いてあることも多いですね)

③ 魔法の識別法「スラッシュ(/)の法則」

商品の裏面にある「原材料名」を見てみてください。

多くの商品で、原材料の間に「/(スラッシュ)」という記号があります。実は、このスラッシュ以降がすべて「添加物」です。

買い物をする際、「スラッシュの後ろが短いもの(少ないもの)」を選ぶ癖をつけるだけで、リスクを大幅に減らすことができます。

☝️まずは「飲み物」から変えてみませんか?

まずは、リスクが高いとされる「甘い清涼飲料水」や「加工肉(ハム・ソーセージ)」を少し減らし、飲み物を「お茶・水・淹れたてコーヒー」に変えることから始めてみませんか?

当院では、こうした生活習慣の改善も含め、患者様お一人おひとりに合わせたアドバイスを行っております。

健診結果で気になることがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

【参考文献・根拠となるデータ】

Cordova R, et al. “Consumption of ultra-processed foods and risk of multimorbidity of cancer and cardiometabolic diseases: a multinational cohort study.” The Lancet Regional Health – Europe. 2023

※本記事は最新の研究データをご紹介するものであり、効果には個人差があります。