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血糖値が気になるあなたへ!スタバで賢く楽しむ「ご褒美ドリンク」の選び方

☝️ はじめに

「スタバに行きたいけれど、健康が気になる…」そう感じている方は、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。甘い飲み物をずっと我慢し続けるのはつらい、でも糖尿病が心配。そんな葛藤を抱えている方に朗報です!

初台まちのクリニックでは、患者様が日常生活を無理なく、楽しく送るためのサポートを大切にしています。今回は、当クリニックの糖尿病専門医と管理栄養士が、スターバックスのドリンクを賢く楽しむための秘訣を、最新の医学的知見も踏まえてお伝えします。少しの知識と工夫で、我慢せずに「ご褒美ドリンク」の時間を満喫できるようになりますよ。

☝️ 甘い飲み物が血糖値に与える影響って?最新の知見から考える

最近の研究でも、糖質を多く含む甘い飲み物が、私たちの健康に与える影響について様々な報告がされています。特に、砂糖をたっぷり含んだ清涼飲料水は、血糖値の急上昇(いわゆる「血糖値スパイク」)を引き起こしやすく、これが長期的に続くと将来的な糖尿病リスクを高める可能性が指摘されています。

甘い飲み物と2型糖尿病リスクに関する知見
あるメタアナリシス(複数の研究結果を統合して分析したもの)では、毎日1食分(約200mL)の砂糖入り飲料を追加で摂取するごとに、2型糖尿病の発症リスクが平均で約18%増加することが示されています。

飲料摂取量と2型糖尿病リスクの関係
毎日1食分の砂糖入り飲料を追加摂取
⬇️
2型糖尿病リスクが約18%増加
  • [メタアナリシス] Sugar-Sweetened Beverages and Risk of Type 2 Diabetes: A Dose-Response Meta-Analysis, Yang G, Zhao L, Wang F, Yu M, Fan M, Li W, Li H, 2021, PMID: 33923528

これは、糖質を過剰に摂ることでインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きが悪くなる「インスリン抵抗性」や、体重増加に繋がりやすいためと考えられています。

このように、糖尿病予備軍の方や、血糖値が気になる方が「何を飲むか」は、想像以上にとても大切なのです。でも、我慢ばかりでは毎日の生活は楽しくありませんよね!賢い選び方を知っていれば、無理なくスタバを楽しめるようになりますのでご安心ください。

☝️ 専門家が選ぶ!スタバのおすすめ「ご褒美ドリンク」とカスタム術

☝️ 基本は「ブラック」から!

最もシンプルで、最も健康的な選択は「ブラック」のコーヒーやティーです。コーヒーは、ブラックで飲む限り、最近の研究で2型糖尿病のリスクを低減する可能性も示唆されています。

おすすめブラックドリンク例(トールサイズ)

  • ドリップコーヒー: 糖質 約0.6g、カロリー 約10kcal
  • コールドブリューコーヒー: 糖質 約0.6g、カロリー 約10kcal
  • スターバックスラテ(エスプレッソのみ): 糖質 0g、カロリー 0kcal(お湯で割ったアメリカーノのこと)

コーヒーを飲む習慣がある人は、そうでない人と比べて2型糖尿病のリスクが低下するという報告もあります。ただし、砂糖やミルクをたっぷり加えるとこのメリットは薄れてしまうので、あくまで「ブラック」がおすすめです。

  • [メタアナリシス] Long-term coffee consumption and risk of cardiovascular disease: A systematic review and a dose-response meta-analysis of prospective cohort studies, Ding M, Bhupathiraju SM, Satija S, van Dam RM, Hu FB, 2014, PMID: 24323218

☝️ ミルク系ドリンクの賢い選び方

「ブラックはちょっと苦手…」という方もご安心ください。ミルク系のドリンクも、カスタム次第で血糖値への影響を抑えることができます。

✅ カスタムの基本技:ミルク変更!

通常のミルク(乳脂肪分3.8%)を他のミルクに変更するだけで、カロリーや糖質を抑えることができます。

ミルクの種類(トールサイズ)カロリー (kcal)糖質 (g)
通常のミルク22315.8
無脂肪乳14715.8
アーモンドミルク(無糖)1043.2
豆乳(ソイミルク)16710.1
オーツミルク15215.6

特におすすめなのは無脂肪乳や、糖質が非常に少ないアーモンドミルク(無糖タイプ)です。これらを選ぶだけで、大幅なカロリーカットに繋がります。

✅ シロップは「シュガーフリー」へ!

甘さが欲しい場合は、通常のシロップを「シュガーフリー」のバニラシロップやキャラメルシロップに変更しましょう。

例として、スターバックスラテ(トールサイズ)のカスタム前後の栄養成分を比較してみましょう。

カスタム内容カロリー (kcal)糖質 (g)
スターバックスラテ(通常)22315.8
スターバックスラテ(無脂肪乳に変更)14715.8
スターバックスラテ(無脂肪乳+シュガーフリーバニラシロップ追加)15916.2

※シュガーフリーシロップは人工甘味料を使用しているため、カロリーは抑えられますが、製品によっては糖質が微増する場合があります。しかし、通常のシロップに比べ血糖値への影響は格段に少なくなります。

このように、ミルク変更とシュガーフリーシロップを組み合わせることで、美味しく、かつ健康に配慮したドリンクを楽しむことができます。

✅ ホイップクリームやソースは控えめに、または無しで!

見た目の満足感はありますが、ホイップクリームやキャラメルソース、チョコレートソースなどは、糖質や脂質を多く含んでいます。これらを控えめにしたり、なしにしたりするだけで、かなりカロリーと糖質をカットできます。

☝️ ティー系ドリンクも選択肢に!

コーヒーが苦手な方には、ティー系のドリンクもおすすめです。

おすすめティー系ドリンク例(トールサイズ、無糖)

  • ブラックティー(ホット/アイス): 糖質 0g、カロリー 0kcal
  • ほうじ茶(ホット/アイス): 糖質 0g、カロリー 0kcal
  • カモミールティー(ホット): 糖質 0g、カロリー 0kcal

「ティーラテ」も、ミルク変更(無脂肪乳やアーモンドミルク)とノンシロップで調整すれば、血糖値への影響を抑えつつ楽しむことができます。

☝️ もっと賢く!スタバを楽しむための「ちょい足し」アドバイス

✅ サイズ選びも重要!

まずは、ショートやトールなど、小さめのサイズを選ぶ習慣をつけましょう。飲む量が減れば、それだけ摂取する糖質やカロリーも抑えられます。

✅ 飲むタイミングを工夫する

空腹時に甘い飲み物を飲むと、血糖値が急上昇しやすくなります。できれば、食後すぐに飲むようにしましょう。食事で摂取した食物繊維などが、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる可能性があります。

✅ ゆっくり味わう

一気に飲むのではなく、時間をかけてゆっくりと味わうことで、少ない量でも満足感が得られやすくなります。また、ゆっくり飲むことで血糖値の急激な上昇も抑えやすくなります。

✅ ご褒美としての位置づけ

毎日ではなく、週に数回など、頻度を決めて「特別なご褒美」として楽しむ意識を持つことも大切です。「今日は頑張ったから!」とメリハリをつけることで、満足感も高まります。

✅ その他の食事とのバランス

スタバで少し甘いものを飲んだ日は、他の食事で炭水化物や糖質を控えめにするなど、1日全体の食事バランスを意識しましょう。トータルで見たときに、健康的な食生活が送れていれば大丈夫です。

☝️ おわりに

「スタバだから行けない…」と諦める必要はもうありません!少しの知識と工夫で、血糖値が気になる方でも、安心してスターバックスの時間を楽しむことができます。大切なのは、無理なく、長く続けられる「賢い選択」をすることです。

もし、「自分の場合はどうしたらいいの?」と悩んだら、いつでも「初台まちのクリニック」にご相談ください。専門の医師や管理栄養士が、あなたのライフスタイルに合わせた具体的なアドバイスをさせていただきます。一緒に、健康で豊かな毎日を築いていきましょう。

☝️ 参考文献・引用元

・[メタアナリシス] Sugar-Sweetened Beverages and Risk of Type 2 Diabetes: A Dose-Response Meta-Analysis, Yang G, Zhao L, Wang F, Yu M, Fan M, Li W, Li H, 2021, https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33923528/
・[メタアナリシス] Long-term coffee consumption and risk of cardiovascular disease: A systematic review and a dose-response meta-analysis of prospective cohort studies, Ding M, Bhupathiraju SM, Satija S, van Dam RM, Hu FB, 2014, https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24323218/