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糖尿病

健康診断の再検査を放置するリスクと正しい受け方

健康診断で再検査の通知が来たら、放置せず、まずは結果票を持ってかかりつけの内科に相談することが大切です。「健康診断 再検査 放置 リスク」で調べている方の多くは、忙しさから後回しにしているうちに不安だけが残っている状態ではないでしょうか。この記事では、地域のかかりつけ医の立場から、放置の危険性と、今日からできる受け方をやさしく整理します。

結論:健康診断で「要再検査」「要精密検査」の通知が来たら、症状がなくても早めに内科へ相談しましょう。放置すると、糖尿病・脂質異常症・高血圧などの発見と対応が遅れやすくなります。

※この記事は、糖尿病内科・一般内科・肥満症外来を行う初台まちのクリニック(渋谷区初台)が、地域の皆さまへの情報提供としてお届けしています。

健康診断の再検査を放置する主なリスク

健康診断の再検査を放置すると、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病が、自覚症状のないまま進行してから見つかるリスクが高まります。多くの生活習慣病は初期に痛みなどのサインが出にくく、健診の数値だけが唯一の手がかりになることも少なくありません。

  • 血糖の異常を放置し、のどの渇きや体重の変化に気づいたときには進行していることがあります
  • コレステロールや血圧の異常が続くと、血管への負担が積み重なりやすくなります
  • 「去年も同じ判定だったから大丈夫」と自己判断すると、年ごとの変化を見逃しやすくなります
  • 体調のちょっとした変化を放置しがちになります(ダイエットしていないのに体重が落ちるときに考えたいこともあわせてご覧ください)

もちろん、再検査=重い病気という意味ではありません。もう一度測り直すだけで問題ないケースも多くあります。だからこそ、怖がって放置するのではなく、まず確かめることが安心につながります。

再検査・要精密検査・要治療の違いと結果の見方

健康診断の判定は「要再検査」「要精密検査」「要治療」で意味が異なり、いずれも「放置してよい」という意味ではありません。結果票の判定区分を確認し、どの行動が必要なのかを読み取ることが第一歩です。

判定区分 意味 次にとる行動
要再検査 同じ項目をもう一度測り直して確認する 後日あらためて検査を受ける
要精密検査 原因を詳しく調べる必要がある 内科などで追加の検査を相談する
要治療 すでに治療が望ましい状態 できるだけ早く医療機関を受診する

結果票では、判定区分に加えて「基準範囲からどれくらい外れているか」「前年からどう変化したか」も一緒に見ると状況がつかみやすくなります。数値の意味がわかりにくいときは、結果票を持参して受診時に質問していただくのがいちばん確実です。

再検査の正しい受け方と受診先の選び方

再検査を受けるには、結果票を持って、内科などのかかりつけ医にできるだけ早めに相談するのが基本です。特定の科が思い当たらない血糖・コレステロール・肝機能などの数値は、まず一般内科や糖尿病内科で相談すると、必要に応じて適切な検査や専門科へつなげてもらえます。

  1. 健診の結果票(判定区分がわかるもの)を用意します
  2. 電話などで受診の予約をします
  3. 結果票と、服用中の薬・お薬手帳を持参します
  4. 気になる症状や生活の変化を医師に伝えます
  5. 必要な再検査・精密検査、生活の見直しを一緒に決めます

受診先に迷うときは、身近な内科をかかりつけにしておくと相談しやすくなります。当院・初台まちのクリニックは京王新線「初台駅」南口より徒歩1分(幡ヶ谷・参宮橋・南新宿・代々木からも徒歩圏)、渋谷区初台1-37-4 光山ビル1Fにあります。院長は日本糖尿病学会の糖尿病専門医・日本内科学会の内科認定医で、産業医としての健診の視点も踏まえてご相談をお受けします。診療は月・木9:00〜12:30/14:15〜18:15、水8:20〜12:30/13:15〜15:00、金9:00〜12:30/13:15〜17:30、土9:00〜14:00(火曜・日曜・祝日は休診)、お電話は03-5333-2727です。だるさや疲れが続くときの受診の目安は慢性的な疲れ・だるさで内科を受診すべき目安も参考になります。

再検査までにできる生活の工夫

再検査までにできることとして、食事のとり方を少し整えるだけでも、体調を保ちやすく、その後の相談もしやすくなります。無理な絶食や急なダイエットはかえって数値を乱すことがあるため、いつも通りの生活を基本にしつつ、負担の少ない工夫から始めるのがおすすめです。

  • 朝食を抜かず、食物繊維やたんぱく質を先に食べて血糖の上がり方をゆるやかにする工夫を意識します(個人差があります)
  • 脂質の数値が気になる方は日々の食材選びを少し見直します(LDLコレステロールを下げる日常の食材選びが参考になります)
  • 水分をこまめにとり、睡眠と休息の時間を確保します
  • 採血前日の飲酒や食べ過ぎは控えめにします

これらはあくまで一般的な生活の工夫で、効果には個人差があります。数値や体調に不安があるときは、自己流で対処し続けず、受診の際に相談してください。

よくある質問

再検査はどのくらいの時期に受ければよいですか?

結果票を受け取ったら、できるだけ早めに受診するのが安心です。症状がなくても、時間が経つほど受診を先延ばししやすくなるため、通知が届いた段階で予約まで進めておくのがおすすめです。

再検査は費用がかかりますか?

再検査や精密検査は、内容によって保険診療となる場合が多いです。かかる金額は検査項目や医療機関によって異なるため、予約時や受診時に確認していただくと安心です。

どの科を受診すればよいか分かりません。

血糖・コレステロール・肝機能・血圧などの数値が気になるときは、まず一般内科や糖尿病内科に相談するのが分かりやすい選び方です。必要に応じて追加の検査や専門科への案内を受けられます。

自覚症状がなくても再検査は必要ですか?

症状がなくても再検査はお受けください。生活習慣病は初期に自覚症状が出にくく、健診の数値が数少ない手がかりになります。無症状のうちに確認することが、その後の負担を減らすことにつながります。

何年も再検査を放置してしまいました。今からでも受けていいですか?

今からでも受診して問題ありません。過去に受けられなかったことよりも、これからの状態を確認することが大切です。直近の結果票と、可能であれば過去の健診結果も持参すると、変化を踏まえた相談がしやすくなります。

院長 富田恭子

この記事の監修

富田 恭子初台まちのクリニック 院長/日本糖尿病学会 糖尿病専門医

経歴

  • 2008年 福岡大学医学部医学科 卒業
  • 鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、上尾中央総合病院、総合健診センターヘルチェック 勤務

資格・所属学会

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本医師会認定産業医/認知症サポート医
  • 抗加齢医学会 会員/日本フットケア・足病医学会 会員

糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、放置すると合併症につながることがあります。糖尿病専門医として、将来の合併症を見据えながら「今できること」を一人ひとりと一緒に考え、継続して治療を進めます。

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