「女性医師がいる内科」を探すとき、何を確認すればよいか

幡ヶ谷のあたりで内科を探していて、できれば女性の医師に診てもらいたい、とお考えの方は少なくありません。体のことを話すのに抵抗が少ない、生理や更年期に関わる体調の変化を切り出しやすい、お腹や胸を診てもらう場面で気持ちの負担が軽い——理由はさまざまですが、どれも通い続けるうえで大切な感覚だと思います。
ただ、医療機関のホームページを見ても「女性医師」という言葉だけが目に入って、実際にどう選べばよいのか迷う方が多いようです。ここでは、幡ヶ谷周辺で内科を探すときに確認しておきたい点を、順番に整理していきます。当院(初台まちのクリニック)は幡ヶ谷からも徒歩圏にありますので、最後に当院の体制についても事実としてお伝えします。
確認したいのは、この5つ
| 確認する点 | 見るところ |
|---|---|
| 女性医師が担当する曜日・診療科 | 「女性医師在籍」と「いつでも女性医師が診る」は別。曜日や担当科の記載を見る |
| その内科が得意とする領域 | 風邪などの急な体調不良か、血糖・血圧・コレステロールなど継続的な管理か |
| 院内でできる検査 | 血液検査や尿検査、心電図などが院内にあるか。結果が当日わかる項目があるか |
| 通える時間帯と休診日 | 仕事帰りや土曜に行けるか。休診日がいつか |
| 予約と待ち時間の仕組み | Web予約・Web問診の有無。会計や処方箋の流れ |
「女性医師在籍」と「必ず女性医師が診る」は同じではありません
探しはじめて最初につまずきやすいのがここです。医療機関に女性医師が在籍していても、担当する曜日や診療科が限られていることがあります。たとえば「健診のみ担当」「特定の曜日だけ外来」という体制もあります。
ですので、確認したいのは在籍の有無そのものではなく、自分が行ける曜日・時間帯に、自分が受けたい診療科で女性医師が診察しているかです。ホームページの医師紹介ページと診療担当表を併せて見る、それでもわからなければ電話で尋ねる、という順番が確実です。尋ねるのは遠慮のいることではなく、受付でよく聞かれる質問のひとつです。
当院では、一般内科は女性医師が対応しています。なお金曜日は非常勤医師が対応しますので、院長の診察を希望される場合は曜日をご確認ください。
その内科が何を診ているかを見る
内科と一口に言っても、力点の置き方は医療機関によって違います。大きく分けると、次の2つの場面があります。
急な体調不良を診てもらう場面
発熱、のどの痛み、咳、腹痛、下痢といった症状です。この場合は「その日のうちに行けるか」「予約なしでも診てもらえるか」が重要になります。症状が強いとき、水分がとれないとき、ぐったりして動けないときは、時間帯に関わらず早めに相談してください。夜間に体調を崩したときの考え方は、当院のコラム「内科の夜間診療を探す夜に|救急外来との違いと持ち物」にまとめています。
健診結果や持病を継続して診てもらう場面
健康診断で血糖値やHbA1c、コレステロール、肝機能、尿酸値などを指摘された、あるいは血圧の薬を続けている、といった場面です。こちらは一度きりの受診では終わりません。数か月単位で通うことになるため、通いやすさと、話しやすさが長く効いてきます。女性医師を希望される方の多くは、実はこちらの継続通院を想定していらっしゃいます。
この場面では、その医療機関が生活習慣病をどの程度扱っているか、専門医が在籍しているか、管理栄養士など医師以外の職種がいるかも、選ぶ材料になります。
院内でできる検査を確認しておく
内科で受けることの多い検査には、血液検査、尿検査、心電図、血圧脈波検査などがあります。検査そのものは外部の検査会社に出すことも一般的ですが、院内に測定機器がある項目は、その日のうちに結果を聞ける場合があります。
結果が当日わかると、その場で説明を受けて次にすることを決められます。逆に、後日の再受診が必要になると、仕事の都合によっては間があいてしまうこともあります。どちらが良い悪いではなく、自分の通える頻度に合うかどうかで考えてください。
当院には、グリコヘモグロビン分析装置、自動血球計数CRP測定装置、小型尿分析装置、電極式電解質分析装置、血圧脈波検査装置・心電図があり、血糖値とHbA1cの迅速検査を行っています。炎症の数値については「CRP検査で数値が高いと言われたら、結果の見方と受診の目安」で触れています。
通える時間帯と、予約の仕組み
お仕事をされている方にとって、ここが一番の分かれ目になることが多いです。確認しておきたいのは次の3点です。
- 平日の夕方、何時まで診療しているか
- 土曜に診療があるか。ある場合は午後もあるか
- 休診日はいつか
あわせて、受付の締め切り時間も確かめてください。医療機関によっては診療終了時刻より前に受付を締め切るところがあります。当院では受付終了時間は診療終了時間と同じで、診療終了より早く受付を締め切ることはありません。
当院の診療時間は、月曜9:00-12:30/14:15-18:15、水曜8:20-12:30/13:15-15:00、木曜9:00-12:30/14:15-18:15、金曜9:00-12:30/13:15-17:30、土曜9:00-14:00(午後なし)です。火曜・日曜・祝日は休診です。幡ヶ谷駅からは徒歩圏、京王新線「初台駅」南口からは徒歩1分の場所にあります。駐輪場スペースもあります。
待ち時間と会計の流れも見ておく
継続して通う場合、1回あたりの滞在時間は積み重なります。Web予約やWeb問診があると、来院してからの記入と待ち時間を減らせます。会計についても、自動決済に対応していれば診察後に待たずに帰れる仕組みがあります。
当院ではデジスマ診療によるWeb予約とWeb問診を導入しています。専用アプリは無料で、受付はアプリの受付QRコードを読み取ると完了します。受付時にクレジットカード決済を選ぶと診察終了後に自動決済となり、受付での会計待ちがありません。通常の受付会計も選べます。処方は院外処方箋を発行しており、アプリに薬局を登録しておくと処方箋を薬局へFAXできます。
初診で何を話せばよいか、迷ったときの整理の仕方

「うまく説明できる自信がない」という声をよく伺います。順序立てて話そうとすると難しいので、次の項目をメモして持っていくだけで十分です。
| メモする項目 | 書き方の例 |
|---|---|
| 気になっている症状 | どこが、どんなふうに(ズキズキ、重い、など) |
| いつから | だいたいの時期。はっきりしなければ「夏頃から」でも構いません |
| 変化の仕方 | だんだん強くなっている/変わらない/波がある |
| 今飲んでいる薬・サプリ | お薬手帳があればそのまま持参 |
| 健診で指摘された項目 | 結果の用紙をそのまま持参 |
| 一番心配なこと | 「このまま放っておいてよいのか知りたい」など |
最後の「一番心配なこと」は、ぜひ書いておいてください。症状の説明だけだと、診察が終わってから「聞きたかったのはそこじゃなかった」となりがちです。
初めての受診では、マイナ保険証または資格確認書をお持ちください。紹介状、他の医療機関での検査結果、お薬手帳、各種医療証をお持ちの方は一緒にご提出いただくと、話が早く進みます。なお当院の診療対象は15歳以上(高校生以上)です。
女性に多い相談と、内科で扱える範囲
女性医師を希望される背景として、次のような相談があります。いずれも内科で入り口の相談ができるものです。
だるさ・体重の変化
疲れやすい、体重が思うように動かない、といった症状は、生活の影響だけでなく甲状腺の機能やコレステロールが関わることもあります。血液検査で確認できる項目があります。詳しくは「疲れやすい・体重が変わるのは甲状腺のせい?コレステロールとの関係と検査の考え方」をご覧ください。
健診で血糖やHbA1cを指摘された
自覚症状がないため後回しになりやすい項目です。ただ初期に症状が乏しいことこそが、この病気の特徴でもあります。当院の院長は日本糖尿病学会の糖尿病専門医で、将来起こりうる合併症を正しく理解したうえで、今できることを一緒に考えていく方針で診療しています。
妊娠を考えている・妊娠中の血糖の相談
妊娠前から血糖のことを相談しておきたい、という方もいらっしゃいます。相談先の選び方については「糖尿病と妊娠の相談|妊娠前・妊娠中・産後の相談先の選び方」にまとめています。
食事をどう変えればよいかわからない
「食事に気をつけて」と言われても、具体的に何をどう変えるかは難しいところです。当院には管理栄養士が在籍し、栄養相談を行っています(完全予約制ですので、受付スタッフにお申し出ください)。院内に栄養相談室があります。
受診を先延ばしにしないほうがよい場面
内科を探している段階でも、次のような状態であれば、医療機関を比べることよりも早く受診することを優先してください。
- 強い胸の痛みや圧迫感がある
- 息が苦しい、呼吸が浅く速い
- 意識がもうろうとする、呼びかけへの反応が鈍い
- 水分がとれず、尿の量が明らかに減っている
- 手足に力が入らない、ろれつが回らない
これらは救急での対応が必要な場合があります。ためらわず救急要請をご検討ください。
一方、急ぐ状態ではないけれど気になる、という場合でも、しばらく様子を見ても変わらないとき、あるいは少しずつ悪くなっていくときは、一度受診して確認しておくほうが落ち着いて過ごせます。健診結果の紙を引き出しにしまったままになっている方も、持っていくだけで相談は始められます。