• 10月 27, 2023

糖質量の比較(間食編)

甘いものは疲れているときなどついつい食べてしまいたくなりますが、取りすぎてしまうと、血糖値の急激な上昇や、体重増加などにつながってしまうので注意が必要ですね。
糖尿病のかたは、間食したい場合には食事時にとる分の果物を間食にまわしてもらったり、低カロリー・低糖質のものを選んでもらったりしますが、たまには好きな間食もしたくなるかと思います。

血糖値の上昇には糖質量が大きく影響するので、糖質量がだいたいどれくらい含まれているのかを知っておくと、間食を選ぶときの参考にもなるかと思うので、ざっくりどういうものが多く含まれているのか覚えておくといいですね☆

洋菓子編~ 脂質量が多く、糖質量は和菓子より少なめですが、脂質が多いためにカロリーは高くなります。代表的なケーキ🍰の糖質量だけで比較してみると・・・

糖質約20g・・・いちごショートケーキ(直径18cmケーキ1カット),イーストドーナッツ1個
糖質約25g・・・チーズケーキ、チョコケーキ、ガトーショコラ(直径18cmケーキ1カット)、
糖質約30g・・・ミルクレープ、アップルパイ(直径18cmケーキ1カット)
糖質45g・・・モンブラン(約110g)
糖質55g・・・フルーツタルト(直径18cmケーキ1カット)

◎モンブランは栗を使っている分糖質が多く、アップルパイもりんごを砂糖で煮ているので糖質量おおくなっています。

プリンやムース、アイス類を比較してみると・・・
糖質量5g・・・果汁アイスバー1本、糖質量10g・・・ムース(60g)、糖質量15g・・・プリン(90g)、杏仁豆腐(100g)、糖質量30g・・・アイスクリーム(120g)、糖質量35g・・・ソフトクリーム(コーン付き)

和菓子編

糖質15g・・・揚げ煎餅1枚、煎餅1枚、
糖質20g・・・みたらし団子1本、いちご大福1個、くりまんじゅう1個、
糖質25g・・・羊羹1切れ、もなか1個、カステラ1切れ
糖質30g・・・よもぎ大福1個、くずまんじゅう1個、
糖質40g・・・どらやき1個、豆大福1個、
糖質45g・・・おはぎ1個、桜餅1個、
糖質55g・・・たいやき(つぶあん)1個
◎どらやきや、たいやきは糖質が多いあんこのうえに、生地に卵や牛乳なども含まれているので脂質も多めとなっています。

乳製品

糖質5g・・・無糖ヨーグルト100g、カフェオレ無糖200ml、
糖質10g・・・加糖ヨーグルト100g、牛乳200ml、
糖質20g・・・オレンジジュース(濃縮還元)200ml、
糖質30g・・・コーラMサイズ
糖質35g・・・あま酒190g

◎あま酒も飲む点滴ともいわれたりしますが、糖尿病の方が頻繁に飲んでしまうと著明な高血糖をきたしてしまうので注意が必要です・・・

果物

糖質10g・・・オレンジ1個、バナナ1/2本、いちご10個、グリーンキウイ1個、アメリカンチェリー10粒、メロン1/8カット、いちじく中1個、みかん1個、巨峰5粒、りんご1/4個、

↑ 間食に果物を持ってくる場合に糖質10gまでにおさえるときの参考に覚えておくといいですね🥝
(糖尿病のかたの1日量の果物の目安はカロリーだと80kcalです)
ダイエット中であっても、糖尿病などの疾患があっても、誕生日や特別な日だったりに好きな間食は食べたいし食べても良いと思います😋。
食べる時間帯としては夜10時以降に食べてしまうと太りやすくなってしまうので、なるべく14時前後の一番太りにくい時間帯がおすすめです☆

間食してしまった場合にはそれが続かないように、気持ちを切り替えて体重を毎日測ったり、食べてしまった次の日には少しご飯を控えたりして調整できたらいいですね。


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