- 1月 6, 2025
血糖値上昇を抑える効果あり!?長いも活用法
長いもはとろろ芋にして、麦ごはんに添えたり、そのまま千切りにして鰹節や醤油をかけていただいたり、イモ類の中でも加熱しないで食べることができるイモですね。血糖上昇を抑える健康効果の報告もあり、今、注目されている食材です。
健康効果 秘密はレジスタントスターチにあり!
レジスタントスターチとは、「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味であり、難消化性でんぷんと呼ばれています。レジスタントスターチは、一緒に食べた他の食品の消化吸収の速度を抑えるため、食後血糖値の急激な上昇を防ぎます。そのため、糖尿病や動脈硬化の予防にも効果があるのです。
イモ類のGI値に関して
イモ類は糖質が多く、GI値が高いイメージがありますが、種類により、GI値に違いがあります。
GI値の目安は70以上が高GI、56〜69が中GI、55以下が低GIと言われており、じゃがいも(GI値95)
長いも(GI値65)、さつまいも(GI値55)となっております。長いも自体のGI値は中ぐらいのため、
長いもは、単体で食べるよりも、他の食材と組み合わせることで、血糖上昇を抑える効果を発揮します。
1日の摂取目安量は100~120gです。身体に良い食品も食べ過ぎは身体にとってマイナスとなりますので、適量を摂取するようにしましょう。
長いもを使ったレシピは下記から☟
https://hatsudai-machi.com/pdf/recipe_23.pdf
初台まちのクリニック 管理栄養士