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「糖質」と「糖類」はどう違う?食品表示の見方

スーパーやコンビニで「糖質オフ」「糖類ゼロ」「砂糖不使用」といった表示を目にすることは
ありませんか?

「どれも同じような意味では?」と思われるかもしれませんが、実は「糖質」と「糖類」は同じものでは、ありません。

「炭水化物」「糖質」「糖類」の関係

そして「糖類」は、糖質の中に含まれます。

「糖類ゼロ」なら「糖質ゼロ?」

ここが食品表示を見るときの大切なポイントです。
「糖類ゼロ」と書かれていても、「糖質ゼロ」とは限りません。

糖類は糖質の一部なので、糖類が少なくても、でんぷんなどほかの糖質が含まれている
場合があります。

反対に「糖質ゼロ」と表示されている食品は、糖類を含む糖質全体が基準値未満ということに
なります。

なお、「ゼロ」という表示も、「まったく含まれていない」という意味とは限りません。食品表示基準では、糖質や糖類について一定の基準値未満の場合に「ゼロ」と表示することが認められています。

「砂糖不使用」にも注意

「砂糖不使用」という表示も「糖類ゼロ」「糖質ゼロ」と同じ意味ではありません。

砂糖を使用していなくても、果物や乳製品など、もともと食品に含まれている糖類が含まれていることがあります。

「砂糖を使っていないから、糖質も含まれていない」と考えず、商品の栄養成分表示を確認
してみましょう。

食品表示を上手に活用しましょう。

血糖値が気になる方は、「糖類ゼロ」などの言葉だけで食品を選ぶのではなく、栄養成分表示の「炭水化物」や「糖質」にも注目してみましょう。

また、糖質をただ減らせばよいというわけではありません。主食の量やおかずとの組み合わせ、食物繊維を含む野菜・きのこ・海藻類などを取り入れ、食事全体のバランスを整えることも大切です。

「糖質」「糖類」「砂糖不使用」
似ているようで、意味は少しずつ違います。

食品表示の意味を知っておくと、自分に合った食品を選びやすくなります。毎日の買い物の際に、
ぜひ栄養成分表示をチェックしてみてください。


初台まちのクリニック 管理栄養士

院長 富田恭子

この記事の監修

富田 恭子初台まちのクリニック 院長/日本糖尿病学会 糖尿病専門医

経歴

  • 2008年 福岡大学医学部医学科 卒業
  • 鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、上尾中央総合病院、総合健診センターヘルチェック 勤務

資格・所属学会

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本医師会認定産業医/認知症サポート医
  • 抗加齢医学会 会員/日本フットケア・足病医学会 会員

糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、放置すると合併症につながることがあります。糖尿病専門医として、将来の合併症を見据えながら「今できること」を一人ひとりと一緒に考え、継続して治療を進めます。

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