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糖尿病

疲れやすい・だるい|内科受診の目安がわかる

疲れやすい・だるいが続くときは、休息をとっても2週間ほど改善しない、日常生活に支障が出ている、体重減少や発熱などほかの症状を伴う、といった状態を目安に内科の受診を検討します。

結論:だるさが2週間以上続く、休んでも回復しない、急な体重変化・発熱・強いむくみを伴うときは、内科での問診や血液検査などによって原因を確認することが役立ちます。ただし症状の感じ方や回復のペースには個人差があります。

疲れやすい・だるいが続くときの内科受診の目安

疲れやすい・だるいが続くときの内科受診の目安は、「2週間」を一つの区切りにして、日常生活への支障とほかの症状の有無で判断すると考えやすくなります。次のいずれかに当てはまる場合は、早めの相談を検討してよいタイミングです。

  • 2週間以上、休息や十分な睡眠をとってもだるさが抜けない
  • 仕事・家事・通勤など日常生活に支障が出ている
  • 体重が数週間で大きく増えた、または減った
  • 発熱・息切れ・動悸・強いむくみなどを伴う
  • のどの渇きが強く、水分をとる量や尿の回数が増えている
  • 気分の落ち込みや意欲の低下が一緒に続いている

一つでも当てはまるからといって必ず病気があるわけではありませんが、複数が重なるほど一度確認しておく意味は大きくなります。感じ方には個人差があるため、「これくらいで受診してよいのかな」と思っても、不安が続くなら相談して差し支えありません。

放置してよい疲れと注意したい疲れの見分け方

様子見でよい疲れと受診を検討したい疲れを期間と随伴症状で対比した比較図。

放置してよい疲れと注意したい疲れの見分け方は、休養で回復するか、続いている期間はどのくらいか、ほかの症状を伴うかの3点で整理できます。下の表を目安にしてみてください。

観点 様子を見てよい疲れ 受診を検討したい疲れ
続く期間 数日〜1週間ほど 2週間以上続く
休息後 睡眠や休日で回復する 休んでも回復しない
きっかけ 繁忙・寝不足など心当たりがある 思い当たる理由がない
ほかの症状 ほぼ伴わない 発熱・体重変化・むくみ・動悸・のどの渇きなどを伴う
健診結果 とくに指摘がない 血糖・肝機能・貧血などの指摘を放置している

右側の項目が増えるほど、自己判断で様子を見続けるより一度確認したほうが安心につながります。判断に迷うときは、この表をメモに書き写して受診時に見せていただくと、経過が伝わりやすくなります。

だるさの裏に隠れていることがある主な病気

だるさの裏には、貧血や甲状腺機能の異常、糖尿病などの生活習慣病、心の不調といった原因が隠れていることがあります。代表的なものを挙げると次のとおりです。

  • 貧血:立ちくらみや息切れを伴いやすい
  • 甲状腺機能の異常:むくみ・体重変化・寒がりなどを伴うことがある
  • 糖尿病などの生活習慣病:のどの渇き・尿の回数の増加・体重の減少を伴うことがあります。血糖の状態がどう評価されるかは血糖値の正常値|空腹時・食後・HbA1cで見分けるで整理しています
  • 腎臓・肝臓のはたらきの低下:むくみや食欲の低下を伴うことがある
  • 心の不調:気分の落ち込みや意欲低下が続く

これらは問診と血液検査などである程度の見当をつけられることが多い一方、原因が一つとは限らず、複数が重なっていることもあります。ここに挙げた症状はあくまで一般的な傾向で、実際の診断には診察が必要です。とくに糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、「なんとなくだるい」「疲れが抜けない」という感覚だけが手がかりになることがあります。

受診の準備と当日の流れ(何科・持ち物・伝え方)

だるさで内科を受診する際の準備から診察までの流れを示した5ステップのフロー図。

疲れやだるさで受診するときは、まず内科を選び、症状の経過をメモして保険証やお薬手帳を持参すると、当日の相談がスムーズになります。一般的な流れは次のとおりです。

  1. 症状のメモを用意する(いつから・どんなときに強いか・ほかの症状の有無)
  2. マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳(服用中の薬やサプリメント)、健診結果や紹介状があれば持参する
  3. 内科を受診し、受付・問診で経過を伝える
  4. 診察を受け、必要に応じて血液検査などを行う
  5. 結果の説明を受け、今後の方針を相談する

「疲れだけで受診してよいのか」と迷う方は少なくありませんが、経過を具体的に伝えられるほど原因の絞り込みに役立ちます。何科か迷う場合も、まずは内科で相談し、必要に応じて専門的な診療につなぐ流れが一般的です。健診で気になる項目を指摘されている方は、その用紙を持っていくと話が早く進みます。読み方は健康診断の結果の見方|血糖・脂質・肝機能を読み解く、血糖の指標についてはHbA1cの基準値の読み方|数値ごとの受診目安がわかるもあわせてご覧ください。

生活習慣とだるさの関係(睡眠・水分・血糖)

だるさは病気だけでなく、睡眠・水分・血糖といった日々の生活習慣とも深く関わっています。まず見直したいポイントは次のとおりです。

  • 睡眠:眠る時間が不規則になったり睡眠時間が短くなったりすると、日中のだるさにつながりやすくなります。詳しくは睡眠と生活習慣病の関係もご参考ください。
  • 水分:水分が不足すると疲労感を感じやすくなることがあります。水分摂取が足りているかの見直しが参考になります。
  • 食事のリズム:欠食や夜遅い食事が続くと、食後の血糖の変動が大きくなり、食後に強い眠気やだるさを感じることがあります。主食・主菜・副菜をそろえ、野菜やたんぱく質から食べ始める順番を意識すると整えやすくなります。
  • 筋力の低下:加齢や血糖の乱れは筋力低下と関わり、だるさの一因になることがあります。糖尿病とサルコペニアの関係もあわせて確認できます。

生活習慣の見直しで軽くなるだるさもありますが、2週間ほど続けても変わらない場合は、背景に病気が隠れていることもあります。感じ方には個人差がありますので、続くようなら受診で確認しておくと安心です。

初台まちのクリニックでのだるさ相談について(当院からのご案内)

ここからは当院・初台まちのクリニックのご案内です。当院は内科・糖尿病内科・肥満症外来を標榜し、日本糖尿病学会の糖尿病専門医である院長が、だるさの背景にある生活習慣病も含めて「今できること」を一緒に考える診療を大切にしています。院内にグリコヘモグロビン分析装置・自動血球計数CRP測定装置・小型尿分析装置・電極式電解質分析装置・血圧脈波検査装置・心電図があり、血糖値やHbA1cは迅速検査で当日の診察に活かしています。

  • 所在地・アクセス:〒151-0061 東京都渋谷区初台1-37-4 光山ビル1F/京王新線「初台駅」南口より徒歩1分(幡ヶ谷・参宮橋・南新宿・代々木からも徒歩圏)。駐輪場スペースがあります
  • 診療時間:月 9:00-12:30/14:15-18:15、水 8:20-12:30/13:15-15:00、木 9:00-12:30/14:15-18:15、金 9:00-12:30/13:15-17:30、土 9:00-14:00(午後なし)。受付終了時間は診療終了時間と同じです
  • 休診日:火曜・日曜・祝日。金曜日は非常勤医師が対応します
  • 診療対象:15歳以上(高校生以上)の方
  • ご予約・お問い合わせ03-5333-2727。デジスマ診療によるWeb予約・Web問診に対応しており、事前に済ませておくと来院後の待ち時間を短くできます
  • そのほか:一般内科は女性医師が対応します。お薬は院外処方箋をお渡しします。管理栄養士が在籍し、完全予約制で栄養相談を行っています(ご希望の方は受付スタッフへお申し出ください)

通える範囲で相談先を決めたい方は初台でクリニックを探す|健診結果の相談先を決めるもご覧ください。「続くだるさが気になるけれど、どこに相談すればよいか分からない」という段階でも、身近な“まちの医師”としてお話をうかがいます。だるさが2週間以上続いている、休んでも回復しない、健診で指摘を受けたまま放置している——このいずれかに心当たりがあれば、それが受診を考えるタイミングです。

だるさくらいで内科を受診するのは大げさですか。費用はどのくらいかかりますか。
2週間以上続く、休んでも回復しないといった場合は、大げさではなく確認しておく価値があります。費用は公的医療保険の自己負担分がかかり、年齢や所得に応じて1〜3割です(厚生労働省 公的医療保険制度)。血液検査などを行うと項目数に応じて負担額が変わるため、心配なときは受付でおおよその目安を尋ねると安心です。
疲れやだるさは何科を受診すればよいですか。
原因がはっきりしない全身のだるさは、まず内科で相談するのが一般的です。内科で問診や血液検査を行い、必要に応じて専門的な診療につなぐ流れになります。強い動悸や気分の落ち込みなど目立つ症状がある場合は、その内容を予約時や受付で伝えると案内を受けやすくなります。
どのくらい様子を見てから受診すればよいですか。
一つの目安は2週間です。休息や睡眠で数日から1週間ほどで回復するなら、まず生活習慣の見直しで様子を見て構いません。2週間以上続く、あるいは体重の急な変化・発熱・むくみ・のどの渇きなどを伴う場合は、様子見を続けずに受診を検討してください。
だるさで受診すると、どんな検査をすることが多いですか。
まず問診で経過や生活習慣を確認し、必要に応じて血液検査や尿検査などを行います。貧血、血糖、肝臓や腎臓のはたらきなどを調べると原因の絞り込みに役立ちます。検査内容は症状によって変わるため、当日に医師と相談して決める形になります。なお初台まちのクリニックでは、血糖値とHbA1cを院内の機器で当日中に測定しています。
受診時によくある失敗と、準備しておくとよいことを教えてください。
症状の経過を思い出せず、うまく伝えられないというのがよくある失敗です。いつから続いているか、どんなときに強いか、ほかの症状があるかをメモしておくと相談がスムーズです。マイナ保険証または資格確認書、お薬手帳、健診結果があれば持参すると、原因の見当をつけやすくなります。

院長 富田恭子

この記事の監修

富田 恭子初台まちのクリニック 院長/日本糖尿病学会 糖尿病専門医

経歴

  • 2008年 福岡大学医学部医学科 卒業
  • 鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、上尾中央総合病院、総合健診センターヘルチェック 勤務

資格・所属学会

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本医師会認定産業医/認知症サポート医
  • 抗加齢医学会 会員/日本フットケア・足病医学会 会員

糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、放置すると合併症につながることがあります。糖尿病専門医として、将来の合併症を見据えながら「今できること」を一人ひとりと一緒に考え、継続して治療を進めます。

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