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クリニックブログ blog

糖尿病

初台でクリニックを探す|健診結果の相談先を決める

初台でクリニックを探すとき、最初に決めるのは「何を相談したいか」です

「初台 クリニック」と検索する方の多くは、ひとまず近所の医療機関を知りたい、という段階だと思います。ただ、地図アプリで距離だけを比べると、いざ受診したあとに「ここでは対応していない検査だった」「思っていた相談ができなかった」となることがあります。

遠回りに見えても、先に決めておくとよいのは次の3つです。

  • 相談したい内容(健康診断の結果/気になる症状/薬の継続)
  • 通える曜日と時間帯(平日夜・土曜午前など)
  • 1回きりで終わる相談か、しばらく通う可能性があるか

この3つがはっきりすると、候補はかなり絞られます。とくに3つ目は見落とされがちです。血糖や血圧、脂質のように数か月単位で経過をみる項目は、通い続けられるかどうかが結果を左右します。

診療科の名前から、自分に合う窓口を見分けます

内科・糖尿病内科・肥満症外来の相談内容の違いを比較した図

クリニックの看板には「内科」「糖尿病内科」「肥満症外来」など複数の科目が並ぶことがあります。名前が違うと別物のように見えますが、実際には重なり合っています。目安として整理してみます。

標榜 主に相談される内容 こんな方に
内科 発熱・せき・腹痛などの体調不良、血圧や脂質の管理、健診結果の相談 まず何科かわからないとき
糖尿病内科 血糖・HbA1cの評価、糖尿病の治療、合併症の確認 血糖値やHbA1cを指摘された方、治療中の方
肥満症外来 体重と生活習慣病のつながりの整理、食事・活動量の見直し 体重が関係していそうな方

迷ったときは内科で差し支えありません。内科で話したうえで、必要なら院内の専門外来や他院の専門科につないでもらう、という流れが現実的です。

なお、糖尿病専門医は日本糖尿病学会が認定する資格で、血糖の数値だけでなく、目・腎臓・神経・足といった合併症の起こりやすい場所をあわせて確認していきます。数値を指摘されて不安な方は、こうした資格の有無をクリニックのサイトで確認しておくと、相談の見通しが立てやすくなります。

「駅から近い」より「自分の生活時間に開いているか」を見ます

初台は京王新線の初台駅を中心に、幡ヶ谷・参宮橋・南新宿・代々木も徒歩圏に入る、住宅と職場が混ざったエリアです。駅からの距離が近い医療機関はいくつもありますので、比べるべきは距離より診療時間です。

確認しておきたいのは次の点です。

  • 休診日はいつか(火曜や木曜が休診のクリニックもあります)
  • 午後の診療が何時までか。日によって終了時刻が違うことがあります
  • 土曜は午前のみか、午後もあるか
  • 受付終了時刻が診療終了時刻より早く設定されていないか
  • 予約制か、当日受付かで待ち時間の見込みが変わります

たとえば「水曜だけ朝が早い」「土曜は14時まで」といった曜日ごとの差は珍しくありません。仕事帰りに寄りたいのか、休みの日にまとめたいのかを先に決め、その枠に合う医療機関を選ぶほうが、結局は長く通えます。

健康診断の結果を持って受診するときの準備

健診結果を持って受診するときの持ち物チェックリスト

初台周辺のクリニックを探す理由として多いのが、健康診断や人間ドックで「要再検査」「要医療」と書かれたケースです。このときは、次のものがあると初回の相談が一気に進みます。

持ち物 役割
健診結果の原本(コピー可) 数値そのものより「基準値からどれくらい外れたか」を見ます
過去2〜3年分の結果 今年だけ高いのか、じわじわ上がっているのかで対応が変わります
お薬手帳 他院の薬やサプリメントとの兼ね合いを確認します
健康保険証(またはマイナ保険証) 保険診療に必要です

また、当日の朝食を食べてよいか迷う方が多いのですが、血糖や中性脂肪の採血を予定している場合は空腹での来院を求められることがあります。予約時に確認しておくと安心です。考え方は健康診断の前日、食事は何時まで?血糖・中性脂肪の整え方で整理しています。結果の読み方そのものが知りたい方は健康診断の結果の見方|血糖・脂質・肝機能を読み解くもあわせてご覧ください。

指摘された項目別に、相談の見当をつけます

どこに行くか決める前に、自分の結果がどのくらいの位置にあるかを知っておくと、受診の優先順位がつけやすくなります。

指摘された項目 先に確認しておきたいこと
HbA1c 数値ごとの受診の目安(HbA1cの基準値の読み方|数値ごとの受診目安がわかる
空腹時血糖 基準値と境界域の扱い(空腹時血糖の基準値と境界域で次にすべきこと
血糖全般 空腹時・食後・HbA1cの違い(血糖値の正常値|空腹時・食後・HbA1cで見分ける
再検査の案内が来た 放置した場合に何が起きるか(健康診断の再検査を放置するリスクと正しい受け方

「そのうち行こう」と思っているうちに1年が過ぎてしまうのは、とてもよくあることです。逆に言えば、通いやすい場所を1つ決めておくだけで、翌年の結果は変わり得ます。

症状があるときは、その内容から相談先を考えます

健診の指摘がなくても、体からのサインで受診を考える方もいらっしゃいます。次のような症状は、内科で相談していただく価値があります。

いずれも原因はひとつではなく、これがあるから必ず病気だ、という性質のものではありません。ただ、複数が重なっているときや、数週間以上続くときは、一度数値を確認しておくと気持ちが落ち着きます。

費用と時間のおおまかな見当

保険診療の場合、窓口で支払う金額は、加入している健康保険と年齢に応じて医療費の1〜3割です(厚生労働省「医療保険制度の概要」)。実際の金額は行った検査や処方の内容で変わりますので、事前に正確な額を示すことはできませんが、初診で問診・診察・採血を行う場合は複数の項目が合算されると考えておくと大きく外れません。

時間の目安としては、初診は問診票の記入を含めて余裕をみておくこと、採血の結果が当日出るか後日かはクリニックによって異なることを、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

なお、自由診療のメニューは公的医療保険の対象外で、全額自己負担です。保険診療とは料金の考え方が別ですので、受ける場合は各クリニックの公式サイトに記載された料金表示を確認してください。

選ぶときに起きやすい行き違い

最後に、初台に限らず起こりがちな行き違いを挙げておきます。

  • 受付終了時刻を見落とす:診療時間の末尾ぎりぎりに着くと受付が終わっていることがあります
  • 健診結果を持たずに行く:数値がわからないと、その場でもう一度採血が必要になることがあります
  • 1回で終わりにする:血糖や脂質は数か月かけて評価します。次回の予定を決めて帰ることが大切です
  • 症状がないから大丈夫と考える:血糖や血圧の異常は、初期には自覚症状が出にくいことが知られています

クリニック選びは、相性の問題も含みます。1回受診してみて、質問に答えてもらえたか、次にすることが具体的にわかったか。その2点で判断していただければ十分だと思います。

初台駅の近くでクリニックを探すとき、どの診療科を選べばよいですか。
相談内容がはっきりしないときは内科で構いません。発熱や腹痛などの体調不良、血圧・脂質・血糖の管理、健康診断の結果の相談は内科で受けられます。血糖値やHbA1cを指摘された場合は糖尿病内科、体重が関係していそうな場合は肥満症外来を掲げているところを選ぶと、話が早く進みます。
内科と糖尿病内科は何が違いますか。
糖尿病内科は、血糖やHbA1cの評価と糖尿病の治療を中心に扱い、目・腎臓・神経・足など合併症が起こりやすい部位もあわせて確認していきます。内科は体調不良全般や生活習慣病の管理を幅広く扱います。両方を掲げているクリニックも多く、その場合は同じ窓口で相談できます。
健康診断の結果を持って受診するとき、何を用意すればよいですか。
健診結果の原本またはコピー、可能であれば過去2〜3年分、お薬手帳、健康保険証またはマイナ保険証をお持ちください。今年の数値だけでなく前年からの動きがわかると、経過観察でよいのか、詳しい検査が必要かの判断がしやすくなります。
受診の日は朝食を食べてもよいですか。
血糖や中性脂肪の採血を予定している場合、空腹の状態で来院するよう案内されることがあります。食事の影響を受けやすい検査項目があるためです。予約の際に、絶食が必要かどうか、水やお茶は飲んでよいかをあわせて確認しておくと安心です。
窓口で支払う費用はどのくらいになりますか。
保険診療の場合、窓口負担は加入する健康保険と年齢に応じて医療費の1〜3割です(厚生労働省「医療保険制度の概要」)。実際の金額は行った検査や処方の内容で変わるため一律には示せません。自由診療のメニューは公的医療保険の対象外で全額自己負担となり、料金は各クリニックの公式サイトの表示が正確です。

院長 富田恭子

この記事の監修

富田 恭子初台まちのクリニック 院長/日本糖尿病学会 糖尿病専門医

経歴

  • 2008年 福岡大学医学部医学科 卒業
  • 鳥取大学医学部附属病院、山陰労災病院、上尾中央総合病院、総合健診センターヘルチェック 勤務

資格・所属学会

  • 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本医師会認定産業医/認知症サポート医
  • 抗加齢医学会 会員/日本フットケア・足病医学会 会員

糖尿病は初期に自覚症状が乏しく、放置すると合併症につながることがあります。糖尿病専門医として、将来の合併症を見据えながら「今できること」を一人ひとりと一緒に考え、継続して治療を進めます。

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